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    オスマン帝国の宝飾短剣・護身用(復刻刀)

    2020.02.21 Friday 10:02
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      JUGEMテーマ:アンティーク

       

      オスマン帝国の宝飾短剣です。実物ではなく復刻刀(レプリカ)です。少し古いものです。オスマン帝国の貴族や宮殿に勤める高級官吏が身に着けた護身用の短剣とのことです。外装は黄金色の全金属製で鞘と柄は、本物は大きなエメラルド、サファイヤ、ルビーなどの宝石が組み込まれていますが、この短剣は宝石のレプリカとしてカラーストーンが埋め込まれています。また、細工を施した模様のデザインで装飾されています。刀身は磁石はくっつきませんが、非常に硬い金属です。切れませんが先端は鋭利です。古いものなので、一部サビ、クスミ等があります。全長26.5センチ、刀身13センチ、重さ240グラム。

       

       

      オスマン帝国

      オスマン帝国は、トルコのオスマン族を王家、皇帝(スルタン)とする多民族軍事帝国です。現在のトルコの都市、イスタンブルが帝都でした。オスマン一世(オスマン・ベイ)が新政権の皇帝(国王=スルタン)についた1299年に建国され、軍事帝国を築きました。強力な常備軍(歩兵と騎兵)と海軍を保有したオスマン帝国は、バルカン半島を領土にし、やがて、地中海、黒海周辺の、アナトリア、シリア、ギリシャ、エジプト、アラビア半島、など、アジア、ヨーロッパ、アフリカに領土を持つ巨大帝国に発展しました。支配層はスルタン王族と各君主、それに高級軍人(司令官)と高級官僚でした。彼らはそれぞれ巨大な富を有していました。その後、領土戦争の連続でやがて衰退し、1914年に始まった第一次世界大戦では同盟国側で参戦しましたが、アラブ人に反乱を起こされ、1918年に降伏、領土は一部を残し、イギリスとフランスに分割されました。その後トルコ革命が勃発、600年以上続いたオスマン帝国は1922年に滅亡して、トルコ共和国になりました。

       

      オスマン帝国と宝石コレクション

      オスマン帝国の歴代の皇帝は「スルタン」と呼ばれました。1405年以降オスマン帝国はインド国境から東欧全域、エジプトまでを制覇、領土とした巨大軍事帝国になりました。歴代のスルタンは領土から上がる莫大な富を使って世界最大級の宝石コレクションを作りました。けれども、王朝最後のスルタンが帝国滅亡前に多数の宝石コレクションを持ち逃げしました。1920年代にパリで競売にかけられたスルタンの宝石は、ダイヤモンドだけでも5〜80カラットのものが105個ありました。現在トルコのイスタンプルにあるトプカプ宮殿(歴代スルタンが居住した宮殿・現在博物館)に展示されている多数の宝石やダイヤモンドは、スルタンが持ち出したとき、うっかり忘れてしまったものだというから、呆れてしまいます。トプカプ宮殿に展示してある「トプカプの短剣」はエメラルドやダイヤなどの宝石がちりばめられた「世界一美しい短剣」です。同宮殿で復刻刀(レプリカ)を販売していますが、20万円以上するそうです。

       

      category:トルコの短剣・ナイフ | by:soul diver | - | -

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